初心者にもわかるEnglish Grammar in Useの解説 日本人が英語が話せない理由と勉強法

なぜ英語ができないの?その理由と効果的な勉強法を真面目に話します

効果的な英語の勉強法

日本人は英語が話せない。

中学、高校で最低6年は英語というものを習っているのにアジアでも最低レベルです。

僕は、日本人は日本人にあった方法で英語を勉強をするべきだと思っています。
弱点をしっかり認識した上で学習に取り組めば、日本人の英語も必ず伸びていきます。何が悪いのか何が苦手なのか、英語を話すためには何が必要なのかがわかっていないから失敗する可能性が高いのです。

この記事では、まず日本人英語の問題点を洗い出し、それぞれをどのように克服するかを具体的に説明していきます。そして対策として必要な教材も明確に指定します。

少し長くなりますが、今の英語力を改善したいと考えている方はおつきあい下さい。

海外で使えない日本人の英語

まず少し自分の経験を書いてみます。

僕は30歳を前にして海外移住しました。そして例にもれず、英語の壁にぶつかりました。

当時のぼくの英語力はTOEIC650程度、良くもないですが悪くもないでしょう。現地の語学学校ではUpper Intermediate(中の上)クラスで、授業の最初にある語彙力・文法テストはいつもTOPでした。同じクラスに日本人もいたので、TOP3全員日本人ということもザラでした。

しかし、いざ授業が会話やディスカッションに進むと、僕を含めた日本人達の顔色が曇りだす一方で、「主張好きな」欧米人種たちが活躍しだす、というのが「いつもの光景」でした。

おしゃべり好きのブラジル人は、おそろしくクオリティの低い語彙と文法で中身のない意見を自信満々に発し、高飛車なフランス人達は母国語の訛りを一切直すそぶりも見せず堂々とフレンチイングリッシュで主張を繰り広げる。

そんな彼らに押されっぱなしの日本人。これは英語力の問題だけではないんですが、80%以上は英語力の問題です。

日本人は英語を話すトレーニングをしてきていないので 実践で「使えない」。単純にそれだけ。
英語で自分の意思を伝えてコミュニケーションを取った経験がないので「自分の英語に自信がない」。これが最大の原因です。

典型的な日本人の英語力

日本の英語教育によって生み出された日本人の英語力は、個人によるばらつきはありますが、おおよそは下の図のような感じでしょう。赤く引いた線は、海外の日常生活で通じる英語レベルでとしましょう。

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一目瞭然ですが、日本人の英語力はスピーキングとリスニングの力が圧倒的に不足しています。

これは「英会話」をやってきていないことが原因にあります。リスニングに関してはTOEICなどの試験で勉強しているということもあり、スピーキングよりはましな人も多いですが、いずれにしろネイティブの英語を聞き取るレベルにはないです。

語彙に関しては、今まで勉強してきた単語や表現が、ネイティブの日常会話で使われているそれらとズレているという問題があるので、全然ダメです(後で詳しく述べます)。「リアルな表現」を知らないと聞き取れないです。

文法に関しては、ネイティブのニュアンスを的確に理解している人は少ないでしょうけれど、ベースが十分出来上がっている人は多いです。

文法はときに悪者扱いされることが多いですが、実際はメチャクチャ重要です。ただ、人によっては文法の知識が多すぎて、正しい英語を意識しすぎるあまり詰まったり喋れなくなるケースも少なくないのは事実です。

簡単にまとめると、知識はあるのに使ったことがないから使えないとなります。実践不足です。

これを克服して「使える」英語をマスターするには、大量のアウトプット(英語を話す)トレーニングを積まなくてはいけない

以降で、さらに具体的に分析していきましょう。

目指すべき「使える」英語の一例

まず一つの例として、目指すべき「使える」英語のサンプルを提示してみましょう。

いい見本をみて目指す到達点を設定することは目標達成の近道になります。1分間だけ下の動画を再生してみてください。

錦織圭、有名なトップテニスプレーヤー。英語も流暢に操る。おそらく、誰もがこれくらい話せればいいなと思ったでしょう。

彼の英語の良さを分析してみよう。
彼の英語のいいところは、「英語らしく聞こえる」ことにあります。ただ、よく聞いてもらえばわかるように、使っている単語はどれも中学生レベル。単純なSVOとSVCの繰り返し、文法的にアレ?って思う箇所もあります。発音に関しても、典型的な日本人英語で、reallyなども「リリー(lily:ゆり)」と発音しています。

でもこれでいいんです。
彼は英語を話してる。英語で会話をしています。

彼の英語が「英語らしい英語」たる理由は、

  • アクセント(文中の強弱)
  • チャンク(言葉の塊)
  • リンキング(隣り合う単語の音の繋がり)

これらの要素がしっかり抑えられているからです。(詳細は後述します)

彼は13歳で米国にテニス留学しています。海外生活の中で、大量のインプットとアウトプットを繰り返し、「英語らしさ」を自然と身に付けていったのでしょう。

逆にいえば、海外で通じない日本人の英語はこれらの要素が欠落しているのです。ぼくが海外で見てきた、英語で困る日本人の多くは、これらを意識していないから話せないし、話かけられても聞き取れていなかったです。

もちろん自分も初期のころはそうでした。

使えない英語の6つの問題点

使えない日本人英語の問題点と、それを改善する勉強法を提示していきます。

まず、使えない英語の問題点は以下の6点。

1.日常会話に必要な単語や表現を知らない

1つ目は、学校教育で習ってきた英単語や熟語のレベルが、海外の日常会話で使われているそれらのレベルとマッチしていないということです。

日本人は受験勉強で結構難しい(お堅い)単語や言い回しを習っているので、それらを知識として持っているんですが、実際それらは日常会話ではあまり使われない単語や表現であることが多いです。

ネイティブの日常会話ではphrasal verbs(フレイザル・バーブ)という「簡単な動詞と前置詞を組み合わせた便利な表現」が頻繁に使われます。日本語も同じですがが、人は日常では「くだけた言葉」で話しているのです。

phrasal verbの例:
put on / find out / call off / put off / run away / take up / work out / run off / run out など

例えば、”cancel it”と言ってくれれば容易に理解できますが、”call it off”と言われた場合、まずこの表現を知らなければアウトですし知っていても聞き取れなければ意味がわかりません。そしてたいていの場合、これらは個々の発音が短く他の音とつながって発音される(リンキング、後述)ためとても聞き取りづらいです。

洋画やTVのホームドラマを見ていると、何度聞いても聞き取れない箇所があるでしょう。それを後でチェックすれば、たいていはこのphrasal verbsが使われている箇所です。

簡単な単語しか使っていないのに意味がわからない、早すぎて聞き取れない。

リアルで使われている言葉を知らないこと、聞き慣れていないことが原因です。

2.チャンクを意識していない

チャンクとは「意味のある単語の塊」のことです。

例えば、”when I was a kid”や ”for a while”などがチャンクです。基本これらは1息で言ってしまわないといけないです。

これを「ウェン/アイ/ワズ/ア/キッド」と1音1音丁寧に発音して話すと、意味は伝わりますが聞く側はものすごく苦痛です。英語らしく聞こえないからです。

単語帳などで単語1つ1つ覚えていく勉強だと、この意味の塊を意識することがないのでこういう状態に陥ります。

逆に、チャンク単位で話すことを意識していけば、ナチュラルな英語の話し方に近づいていくことができます。

3.リンキングを意識していない。

上のphrasal verbsやチャンクと関連するのですが、基本これらの途中であからさまに長く詰まったり沈黙したりすると、違和感たっぷりの英語になります。

つまり話す際に切ってはいけない部分があるんです。

例えば、”I am going to go to Tokyo in December.”と話すとき、「アイ/アム/ゴーイング/トゥ/ゴー/トゥ…」と1単語単位で区切るのはひどい英語です。「アィム・ゴーイントゥゴー…」もしくは「アィガナゴートゥ…」と発音すべきです。

まとめて発音するところは音を繋げないと自然に聞こえないのです。これがリンキング。

4.リズムがない(アクセントが弱い)

抑揚の少ない日本語に慣れている日本人は、英語で話すときに強く発音すべきところと弱くていい部分を理解していないです。

上の例でいえば、”go”, “Tokyo”, “December”が強くアクセントを置く部分で、それ以外は弱く発音しても問題ない。

文法的にDecemberの前の前置詞が”in”か”on”かわからなくても、ここはあまり重要じゃないので、弱く発音して誤魔化してしまえば会話は続くし、会話中に誰もツッコんできません。ここで考え込んでしまうのが日本人の悪いクセです。

その場はサラッと言い切ってしまえばいい。家に帰って辞書で調べて次に繋げれば良いんです。

5.圧倒的なアウトプット経験不足

これが一番の問題です。実践力が皆無。

本来、英語学習で最も力を入れる箇所が抜け落ちています。日本人は明らかに英語を話し慣れていないです。これでは自分の英語に自信が持てないのは当然で、英語を話す自分が気恥ずかしくさえも感じる人もいるはずでしょう。

練習不足なら練習するしかない。英会話を練習しないと英会話は上達しないんです。

6.外人コンプレックス

日本人は外人に弱い。ついつい主張の明確な欧米人にペースを握られ、受け身になりがちです。変に苦手意識があり、英語からの逃げに繋がります。

ただ、これは英語力が伸びてくればある程度は克服できます。

 

「使える」英語にするための5つの英語勉強法

上で挙げた6点は問題点としては別々に列挙していますが、1~4の要素は関連しあっているので、英語を改善していくプロセスの中で連動して底上げされていきます。

弱点をしっかり把握した上で勉強するのと、そうでない場合とでは成長の時間と質に差がでるので、これらはしっかり頭にいれておこう。

では、これらをどう改善していけばいいのでしょう?

3つの勉強方法を提案します。単体または複合的に活用して英語を学習するのがいいです。ただし3番目(英会話)だけは必須です。

勉強法1.英会話アプリ「スタディサプリENGLISH」で学ぶ

一番のおすすめです。人気の英会話アプリ「スタディサプリ ENGLISH」で話す力・聴く力を鍛えましょう。

初心者の人はここから入るのがベストです。1人で英会話の練習ができるので「英会話は緊張する、恥ずかしい」という人も大丈夫です。中級者の人もレベルをあげればいいトレーニングになります。

このアプリ内では日常会話がふんだんに含まれているので、まずこれで半年くらいやれば上で挙げた1~4の問題点が改善していけます。それにプラス、実践英会話のいいシミュレーションになります。

https://eigosapuri.jp
英会話アプリ

スタディサプリ ENGLISH」は有料(月額980円(税抜))ですが効果は抜群です。僕自身が色々と試した中で、最も日本人の英会話学習に適したアプリです。スピーキング、リスニング、シャドーイング、ディクテーション、発音矯正、すべてこれ1つでできます。

最大のメリットが、やはり「外国人の講師と話さなくてもスピーキングとヒアリングの練習ができる」こと。これが、英会話初心者の独学にぴったりです。無料期間もあるので、一度試してみて下さい。

スタディサプリENGLISHの詳しい内容と勉強法は下の記事を読んでいただけると理解できるはずです。

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「スタディサプリEnglish」の使い方と勉強法


勉強法2.映画やドラマでシャドーイング・リスニングする

次に映画やドラマで勉強する方法です。

英語学習の楽しいところから入るというアプローチです。自分の好きな海外ドラマや洋画なら楽しく英語を学べる、というのが最大のメリットです。

好きなドラマ・映画のお気に入りの場面を何度も何度も繰り返しリスニング、シャドーイングすることで、上で挙げた問題点1のphrasal verbsの習得や、2~4の「英語らしさ」を自然と身につけることができます上のスタディサプリENGLISHと同じです。

ただ、この勉強法は初級レベルの人はちょっと難しいです。やはりある程度、ベースを作った上でこのステップに来るのがいいと思います。

また、映画やドラマがいくら好きだとしても、法廷モノやハードアクション系はやめたほうがいいです。英語の学習としては単語やセリフが難解ですし、状況があまりに特殊すぎます。ホームドラマ、ヒューマン系のような日常が舞台のストーリーが最適です。

英語学習におすすめの海外ドラマ・映画
– プラダを着た悪魔
– 幸せのレシピ
– ホリデイ
– HEROES / ヒーローズ
– THE MENTALIST/メンタリスト

海外ドラマや洋画で英語を勉強するなら『Amzonプライムビデオ』や『hulu』がいいです。上に挙げたビデオは全て無料で何度でも見れますし、huluならスクリプト(英語字幕)も確認できます。

Amazonプライム・ビデオは、30日間無料体験があるのでお試しで気軽にはじめられます。

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勉強法3.オンライン英会話で実践する

最後はやはり英会話の実践です。
どうにかして英語を話す機会を作らなくてはいけないです。インプットしたものをアウトプット(英語を話す)しなくては、問題点の5と6は、いつまでたっても克服出来ないです。

これには、オンライン英会話が最適だと思います。

英会話の講師の質と信頼性を考えると、業界最大手の『DMM英会話』がいいです。初心者にもやさしいく、無料体験も2回受けられるので気軽に始められます。

公式サイトDMM英会話



ただ、英会話をはじめるにはまだ少し自信がないなという人は、英会話レッスンを始める前提で上で紹介したスタディサプリENGLISHをまず3~6ヶ月程度試してみてもいいと思います。

最後に

ここまで英語を話すための勉強法を紹介してきましたが、やはりインプットも大事なのです。英文法をしっかりやれば、話す英語も変わってきます。インプットで知識を増やしながら、英語を話す環境を作りアウトプットしていきましょう。

英文法ならこのサイトで紹介している「English Grammar in Use」が最良の教材です。ぜひ手に取って下さい。

英語は最高の武器になる

英語は大事です。覚悟を決めて習得しましょう!

多くの日本人が英語が苦手という世の中で、あなたが英語という汎用性の高い武器を手に入れれば、人材としての価値はグッと高まります。

英語は世界共通言語であり、これからもそうあり続けるでしょう。英語ができれば世界中の人とコミュニケーションが取れ、海外生活、海外就職も現実のものとなります。英語はビジネススキルとしてだけでなく、あなたの人生において計り知れない可能性と明るい未来を与えてくれます。

とにかく1年、真剣に英語に取り組めてはどうでしょう。真摯に向き合えば、必ず結果はついてきます。


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【イギリス英語版】

-初級:Essential Grammar in Use
-中級:English Grammar in Use
-上級:Advanced Grammar in Use

【アメリカ英語版】

-初級:Basic Grammar in Use
-中級:Grammar in Use Intermediate

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