Grammar in Useシリーズのイギリス英語版「English Grammar in Use(イングリッシュ・グラマーインユース)」の第5版(5th Edition)が2019年4月8日に出版されました。
今回最新版に更新されたのは、こちらの青いバージョン。もっとも人気の高い中級編です。
今後、初級編のEssential Grammar in Use、上級編のAdvanced Grammar in Useも同様に改定されるかもしれません。イギリス英語版の改訂は4年ぶり。
前回は2015年に第4版が出版され、タブレットで学習できるeBook版が新たに登場しました。今回もeBookはあります!
▶効果的なEnglish Grammar in Useの使い方と英語勉強法
ここでは、最新版である5th editionの内容や、従来版との違いを紹介していきましょう。
5th edition(最新版)で何が新しくなったか?
今、English Grammar in Useを買おうか悩んでいる人は、旧版と何が変わったのか?が気になるところですね。
一言でいってしまうと、「そんなに変わっていない」です。
身も蓋もない感じですが、これが正直な感想です。
パッと見の印象は変わりました。
表紙はフラットデザインな感じで、中身の色使いなんかも、親しみ安くかつ洗練された印象になりましたので、時代にあったテイストに変更されたということでしょう。
最新版English Grammar in Use 5thの実物はこんな感じです。左が日本限定版(学習手帳付き)、右が通常版。
最新版の中身 − English Grammar in useの品質は変わらず
では、最新版English Grammar in Use 5thの中身を見ていきましょう。
内容
内容は同じです。違いはありません。
例文等の表現が変わっていますが、章立ても、ボリューム(ページ数)はほぼ同じ。
そもそも、English Grammar in Useは文法書という性質上、内容が大きく変更されることはないものです。これまでの改訂でも書いている内容が全く変わってしまったというとはありませんでしたし、なにより、世界的超ベストセラーですので、出版元のCambridgy University Pressも変にいじることもこともできないですね。旧来の品質がそのまま引き継がれます。
レベル
学習レベルも中級者向けで、変わりません。
TOEICでいえば600点前後の方向け。英語を英語で学びたい人のための英文法入門書という位置付けです。
初級編もしくは上級編は、現在のところ改訂されていませんので、従来版を手にとってください。
eBook版のみ出版
最新第5版の最大の特徴は、eBook版のみ販売されている点です。
4版までは、English Grammar in UseのCD-ROM版とebook版があり、ユーザーには選択肢がありましたが、どうやら、今回の最新版ではCD-ROM版は出版されていません。出版元のCambridge University Pressのホームページを見ても掲載されていませんので、ebook版の一択となります。時代の流れということでしょう。
どうしてもCD-ROM版がいいという人は、あえて旧版を手に入れましょう。
もちろん、CD-ROMもebookも必要ないと人には、どちらもないバージョンがありますので、こちらを選んでください。
学習手帳付き!
日本版限定で学習手帳付きです。手帳好きな日本人の特性を知った上での特典でしょうか。
学習手帳付きだからといって価格が高くなることはありません。
これが必要かどうかは自分で判断してください。私は要りませんが…
値段と購入ガイド
今回の最新エディションでは、eBook付き版とeBookなし版が発売されました。
(コレに加え、解答なし(演習問題の)版も出版されていますが、一般の人には関係ないバージョンですので割愛します。)
English Grammar in Use 5th eBook付き版
価格は現時点で4,000円強です。値段は微妙に変化しているので、最新の値段は販売元で確認してください。
English Grammar in Use 5th eBookなし版
こちらはテキスト(本)だけのバージョンです。学習をサポートするeBOOKやCD-ROMはないです。
他のバージョンやレベルも含めGrammar in Useシリーズの種類と選び方もまとめているので、こちらも参考にしてください。
▶︎ 【どれがいいの!?】English Grammar in Useの種類と選び方